クラクフを満喫し、ポーランドの首都ワルシャワへと移動。
電車で54zl、所要時間は約3時間。
時間によって値段が大きく異なるので、券売機で確認してから購入することをお勧めする。
バスでも行けるみたいだけど、値段は未確認。
久しぶりにコンパートメントタイプの席ではなく普通の座席タイプだった。
Booking.comの評価はいいのに実際はクソだった宿にチェックイン(1泊で宿替えた)。
嫁のカメラ修理を求め、ここワルシャワのオリンパス代理店とされている場所に
雨の中バスを使って行ってみる。
が、辿りついたのはまさかのオフィルビル。
販売店ではなくて、恐らく支社とかそんなレベル。
ガードマンもいるし、さすがにこんなところに文句言いに行ける度胸もなく、あえなく退散。
日本帰ったら日本のオリンパスに思いっきり文句を言うことにしよう。何がタフだと。
日も暮れてきたので、態度の悪い宿のおばちゃんに聞いたミルクバー
(と言う名の安食堂がポーランドにはある)に夕飯を食べに行ってみる。
ポーランドは観光地以外ほとんど英語が伝わらず、このミルクバーもポーランド語オンリー。
メニューもポーランド語、店員もポーランド語しか喋らないので何が何だか全く分からない。
とりあえず多分名前的にカツレツ系だろうと思って注文して出てきたのが、これ。
お皿の上に、あげじゃがいもらしき物体が1つ。
あまりにこの光景がシュールでおかしかったので、出てきたときは笑ってしまった。
言葉がわからないとこうなるってことだね。
ただ味はジューシーなメンチカツって感じでめちゃくちゃ美味しかったから、
結果オーライかな。
ここワルシャワはショパンの生誕地でもある。
旧市街にはショパンを紹介する石碑が道沿いにあり、ボタンを押せばショパンの楽曲
を聞くことが出来るようになっている。
個人的にショパンと言って出てくるのは、子犬のワルツと幻想即興曲の2曲。
後者の方はクラシックの中でも結構好きな曲だが、残念ながらこの石碑からは
聞くことが出来なかった。
take a selfie withって・・・笑
オシャレな店や美しい教会が並ぶ通り(よくあるヨーロッパの旧市街なんだけど)を抜け、
人通りが少なくなったところにある食堂に入る。
メニューはポーランド語で全く分からなかったが、店のおばちゃんが拙い英語で
頑張って教えてくれた。
そこで頼んだトマトスープが、今まで食べたトマトスープの中で一番おいしかった。
まろやかで酸味が少ないのだが、味はしっかり、コクもちゃんとある。
シンプルなだけになかなか美味しく作れない気がするが、これは本当に美味しくてビックリ。
ツアーとかで行く綺麗でお高いレストランの食事よりも、地元の人が行くようなこじんまりと
した食堂で食べる方が趣があるよね。おまけに安いし(但し当たる可能性はあるけれど)
クリスマスシーズン カツレツ 最高のトマトスープ
ちなみに夕飯はサーモンが食べられるファストフードっぽい店で食べることに。
魚ってなかなか食べないからね。高いことが多いし、がっつり食べたくて
肉を選ぶことも多いから。
それだけに久しぶりに食べると、あーやっぱ魚っていいなーってなる。日本人だなーって。
サイドディッシュはビュッフェ形式
ポーランドはこんな感じ。
印象としては、人はちょっと冷たい人が多い気がしたけど、物価は安いし町は綺麗だし、
何より飯がとても美味しい!
300円ぐらいでボリューミーかつ美味しい食事が楽しめるのが本当にありがたかった。
ポーランド料理なんて今まで見たことも聞いたこともなかったけどねー
ほんと世界は広い。
たまに世界3大料理がフランス料理・中華・トルコ料理なんて聞くけど、
それを決めた(考えた?)人は恐らく頭でっかちで世間知らずの人だったんだろうなと思うよ。
自分の知らないところに世界は存在するし、自分の知らないところにも素晴らしいものは
たくさん存在する。
そんな世界を訪れるのが楽しいし、だから旅をするんだよね。