既に始まってしまったが、この巡礼のことは毎日書くつもり。
wifiが使えないことも多いので、即日アップはなかなか難しいかもだけど。
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トマティーナを終え、バルセロナに移動。
4年前に観光はとりあえずしてるので、今回はとある旅のグッズを揃えるためだけに行く。
もちろんサグラダファミリアを外から見るぐらいはしたけどね。
カンプノウから徒歩3分のところに泊まり、かつその時試合があったのにも関わらず
観戦には行かず。本当に自分は元々サッカーをしていたのだろうか・・・
と言うことで、バルセロナはアウトドア用品買っただけで終わり。
バルセロナからバスで7時間かけてパンプローナという街に移動。
ここは牛追い祭りで有名な街でもある。
が、来た目的はただのトランジット。
街の雰囲気はいい感じだったけどね。まぁまた来るし。
そこから向かったのが、フランスのサンジャンピエドポーという場所。
ちなみにスペインとフランスの国境を超えるのには特に何もすることはなく、
気づいたらいつの間にかフランスだったという感じ。
さぁ、やっと本題に入るぞ。
ここに来た目的は一つ。
Camino de Santiago de Compostelaを歩き始めるためだ。
Camino de Santiago de Compostelaとは、スペインのサンティアーゴ・デ・コンポステーラ
にある大聖堂(聖ヤコブのお墓)までの道のことであり、その道を歩きか自転車かで旅することを
一般にスペイン巡礼の旅という(多分)
道はいろいろあるが、今回僕らが歩くのは「フランス人の道」と呼ばれる、それ自体が世界遺産として
登録されている道だ。全長約765km、よく800kmと紹介されているはず。
この長い長い道のりを約1か月ちょっとかけてこれから歩くのだ。
その道がここサンジャンピエドポーから始まるので、ここでまずは巡礼に必要となる
クレシデンシャル(巡礼者証明)を発行してもらってから、歩き始めることとなる。
サンジャンピエドポーに着いたのは12時ごろ。同じバスには同じく巡礼者とみられる人ばかり。
着いて早々登録所に行くものの、お昼休みで13時まで待つ羽目に。
その1時間の間にどんどん人が集まって、常識のない人たちは我が先にと入口の前に押し寄せる。
僕らのように常識のある人たちはちゃんと列をなして待ってたけどね。
後ろのおばちゃんが並ばない輩どもにメッチャ怒ってたな・・・
今はちょうど巡礼シーズンなので、とにかく人が多いようだ。
登録自体は本当に簡単に終わる。
パスポートを見せて、紙に必要事項を書いて2ユーロ払うのみ。
それだけでクレシデンシャルがもらえ、これに今後どんどんスタンプを
押してもらうことになるのだ。
登録の際宿をまだ予約していなければ、ここで宿(アルベルゲ)を紹介してもらうことも出来る。
僕らが紹介してもらったのは55番のアルベルゲ。1拍10ユーロで朝食付き。
理由は後に説明するが、とりあえずここは安いけど泊まらないことをお勧めする。
登録所の近くに同じ値段でもっと良さそうなところが他にあったので、
そっちの方が恐らく良い。いや、間違いなく良いだろう。
宿に荷物を置いたら、少しこの街を散策。
と言っても小さな町なので、30分足らずで散策終了。
近くにあったスーパー(午後は4時から7時までしか空いていない)で買った冷凍グラタンを
レンジでチンし、フランスパンと一緒に夕食として食べる。
質素だが、物価の高いヨーロッパでは節約しなくては生きていけないのでしょうがない。
夜10時頃部屋の電気が消され、皆寝てしまう。
こんなに早くドミの電気が消えるなんてこの旅初めてだ。
やはり明日が初日ということもあって、皆早寝して巡礼に備えるのだろう。
この旅最大の目的でもあったスペイン巡礼がいよいよ始まる。
嫁と一緒に約800km、楽しく歩くぞ!