星空がものすごくきれい!なのにこのカメラと自分の腕では写真に残せないこの口惜しさ・・・
流れ星も毎日見える、こんなところに住みたい。
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朝8時頃起床。かもめ号にはシャワー&トイレが1つしかないため、皆が起きる少し前に起きて
シャワーとトイレを済ませる。ここの朝はなかなかのんびりしている。
身支度を軽く整えたら、近くのパティスリーカフェへ朝食に行く。
お気に入りは広場近くにあるDrisというカフェで、ここは朝7時からやっている大人気店。
いつ行っても席はほぼ満席状態。朝早くからやってるカフェがあまりないしね。
ここでパンとコーヒーを朝食に頼む。パン×2or3+コーヒーで200円しないぐらいと、安い。
そして何より、美味しい。みちよさんいわく、モロッコ人はコーヒー好きが多いため、
コーヒーの美味しくない店はすぐ廃れてしまうのだとか。
ここはパンもコーヒーも美味しいので、僕らはほぼ毎日通ってしまった。
店のマスターと思われるおじちゃんも気さくですごく良い感じだし、ウェイトレスのお姉さんも
なかなか美人さんで仕事が出来る感じの方と、スタッフからも流行るわけがわかる。
美味しい朝食を食べたら一度宿に戻る。まだまだ店は全然開いてないしね。
帰ったらまず日記を書き、それから宿の2階の外にあるスペースで洗濯をする。
一応壁に囲まれたスペースではあるけれど、すぐそこが海なので風が強い。
ちゃんと洗濯ばさみで止めておかないとどこかに飛んで行ってしまう。
嫁の服が一回お隣さんだかどっかに飛んで行って、後で持ってきてもらう羽目になったしね。
だが湿気が多いのか、晴れていても洗濯物はなかなか乾かなかったりする。
あと海風にさらされるせいで、とても塩臭くなる。まぁしょうがない。
それでもこの青空の下、全自動洗濯機でポチッと洗濯を終わらすのではなく、手作業で
ごしごし洗うのはなかなか趣があって良い。気持ちいいし、心が落ち着く感じだ。
ちなみにここにはカメもいる。そしてたまに違う猫も遊びに来たりする。
このカメはここの娘アヤちゃん5歳の大事な大事な遊び道具の一つだ。
どんちゃんと名付けられ、コロコロ転がされる人形遊びにつき合わされたこいつは一体
どんな気持ちだったのだろうか。
いや、おれも転がしました、その節はスマヌ。ジャイアンには逆らえません。
洗濯を終えると大体既に11時を過ぎている。だがまだお腹は減らないので、
少し宿でのんびり。本を読んだりネットをしたり他の方と話したり。
(時にジャイアンことアヤちゃんの遊びにつき合わされたり・・・)
お腹が空いてきたら外へお昼ご飯を食べに行く。
みちよさんの手書きの地図を頼りに、どこへ行こうか嫁と相談。
せっかく魚が美味しく食べられるところに来たのだからと、毎回お昼は魚を食べた。
フィッシュタジン(40DH=460円ぐらい)
いわしのつみれタジン(40DH)
イワシサンド(5DH=60円ぐらい)
(これは夜に食べたけど)魚のフライ盛り合わせ(20DH=260円ぐらい)
この中で美味しくないものは1つもなかった。
イワシサンドがなかなか美味しかったのは意外だった。
トルコのサバサンドはミスマッチ感が美味しいみたいなところがあった気がするが、
ここのイワシサンドはイワシとトマトソースとパンとの相性が最高で、かなりうまい。
そして安い。これ1つでおなか一杯になる量なのに約60円で食べられてしまう。
魚好きの日本人にとって、エッサウィラは天国のようなところだ。
ランチタイムの後は少し街を散歩する。
気になるお土産屋を除いてみたり、海の方へ行って海を眺めたり、
ドーナツを買って食べたり、炭酸ジュースが飲みたいねってなったり。
歩いていると右から左から、こんにちはだのありがとうだの日本語が聞こえてくる。
今までは結構無視してきたけど、ここではついつい反応してしまったりする。
というのも、お土産屋さんの人以外からもそうやって声をかけられるからだ。
何かを買わせるための商売トークではなく、純粋に興味があるのか、はたまたただ面白がって
声をかけてきているのかはわからないけど、結構明るくて気さくな人が多かった。
だから無視するのに若干罪悪感を覚えてしまい、ついつい反応してしまう。
もちろんそれでちょっとめんどくさいことになることもあるんだけどね。
炭酸リンゴジュースPOMS(メッチャうまい)500mlで6DH
ファンタレモン(500mlで5.5DH)
至る所に猫。可愛い・・・
お散歩に満足したら宿に戻って少し休憩。
大体いつもこの時間は15~17時ぐらいだったかな。
ブログ更新したり、お昼寝したり、(嫁は)ウクレレ借りて練習してたり。
ただただ居心地の良い場所でのんびり過ごす、これほど贅沢で幸福なことはない。
17時頃になったら、夜のシェア飯(自炊したものをシェアして食べること)の買い出しに行く。
旧市街内で肉も野菜も調味料も調達できるので、メニューを決めて必要なものをGetしに。
刺身用の魚だったり、ハンバーグ用の挽肉だったり、野菜炒め用の野菜だったり、
またコンソメや卵も1個単位で売っているので旅行者にとっても買い求めやすく便利。
ちなみに牛ひき肉は80DH/kg(つまり100g100円ぐらいかな)で日本とあまり変わらないが、
野菜はトマト4個、パプリカ1個、玉ねぎ1個、ズッキーニ1個、ナス1個買ったときでも
6DH(80円ぐらい)ととても安い(量り売りみたい)。
卵は1個10DH(13円ぐらい), コンソメは2個で1.5DH(18円ぐらい)、
にんにく1個1.5DHぐらいだったかな。買ってないけどキッコーマンのしょうゆも買える。
食材をゲットしたら宿に戻って調理開始。
キッチンが狭いため、一度にみんなが調理するのは不可能。うまいこと時間をずらしつつ、
最後のタイミングは合わせられるように調整するのだが、それでもなかなか準備に時間は
かかってしまい、最終的に食べ始めるのは夜10時過ぎが普通だった(笑)
コンロ2つしかないし、キッチンには1度に3~4人しか入れないからね、しょうがない。
それでも時間がかかった分、そしてお腹が減った分、シェア飯は毎日メッチャ美味しかった。
ゆーすけさんがさばいたブリやアジなどの刺身、なおやくんとけいさんが完璧に
炊いてくれるご飯、ひろしくんが作ってくれたタコのから揚げやあら汁、
ひろさんみかさんが作ってくれたポテトやサラダ、
(そして一応僕らが作ったハンバーグや野菜炒めなど)、どれもこれも最高だった。
こんだけ種類豊富に美味しく食べられて、一人200円とかだしね。安い。
一緒に作る時間や食べる時間を共有できるシェア飯は、メンバーによってはちょっと気を
使ったりするので今まで若干苦手意識があったけど、ここでのシェア飯は本当に楽しかった。
シェア飯は3階のこの共有スペースで食べる。天気が良ければここの窓から夕日や天の川がきれいだとか。
エッサウィラでの毎日がこんなにも楽しかったのは、この町の居心地が良いだけでなく、
この宿の奥さんみちよさんのホスピタリティ、そしてたまたま一緒に宿泊することになった
皆さんのおかげだと思う。
本当にありがとうございました、また世界のどこかで会いましょう。
何かをする目的があったわけでもなく、観光をするでもなく、ただただ5泊もすることが
出来た町はたぶんここが初めて。それだけ居心地が良かった。
出来ればあと1週間ぐらい居たかったな。本当に楽しかった!