いよいよ東欧を去る時が来た。
朝3時半に起き、始発の路線バスで空港へと向かう(運賃4.4zl)
ドイツの航空会社airberlinに搭乗し、ベルリン経由で向かう先は・・・
アイスランド!!
お昼頃ケフラビーク空港に到着。外はこの旅初となる雪景色!!
ここアイスランドでは夏以外は観光バスなどが激減するため、
観光するにはレンタカー利用が必須となる。
初めての海外レンタカー利用。しかも雪の中・・・
更に左ハンドル右車線と言うハンデに加え、今回選択した車はケチったためMT車。
教習所以来となるMT車なのに上記に挙げたハンデの数々。
果たして無事車を返しに来ることが出来るのだろうか・・・
レンタカーはオンラインで事前に予約。保険関係はほぼ全部つけ、更にもしもの時の連絡
手段としてwifiルーターをレンタルすることに。経費はかさむがしょうがない。
車を借りる前に傷のチェックをするのだが、ここは自己申告制らしい。
自分で車を見て傷があったら渡された紙にチェックするのだが・・・
まさかの車が雪に埋もれてて傷も何も全くわからない。
外は0度近く寒すぎるので、いちいち雪を手でかき分けるのも一苦労。
めんどくさいので店員の人に見てもらったが、特に傷はないとのこと。
小さな傷は気にしなくていいよーと言われたが、外務省のウェブによると
ここ最近アイスランドでのレンタカートラブルが多いらしいので、若干不安になる。
まぁどーせ返す時も雪降ってるだろうし、傷なんてまともに見えないだろうけどね。
ってことで傷はないってことで承諾。後で見つけたらカメラで写真撮っておこう。
さぁ、いよいよ出発だ。
雪はまだ降っているが、止むのを待つわけにもいかない。
なんせ今の時期は日がとにかく短く、10時半~4時ぐらいまでしか明るくないからね。
この日は一か所しか行かないとはいえ、慣れない運転、しかも雪道を夜走るのも嫌なので
さっさと出発してしまおう。
久しぶりのクラッチ操作。エンストしないようにしないようにと思っていたら、ついつい
アクセルを踏み過ぎてしまう。適切な回転数とかもう覚えてないよ・・・
とりあえず発進はOK。ウィンカーを出す手も反対になるのがややこしい。
ウィンカー出そうと思ったらワイパー動かしたなんてミス、いったい何回犯したことか。
借りた車
若干スリップしつつも、30分ほどで何とか最初の目的地であるブルーラグーンへ到着!
ここは露店温泉としては世界最大らしい。が、温泉は天然の物ではないとか。
入場料5800kr(約5800円!高っ!)を支払い、いざ中へ!
ロッカー&更衣室で水着に着替え(海外の温泉は裸では入らない。ほとんど混浴だからね)
屋外へと出ればそこは辺り一面の白世界!!
近くは湯気で何も見えない(外気0度)&遠くは雪で真っ白と言うまさに一面白世界だ。
と、そんなことに感動してる余裕がないほど寒いので、さっさとお湯にドボン。
あ、あったかい・・・場所にもよるけど、少なくともハンガリーのやつよりは全然マシだ。
そしてなぜか水がしょっぱい。海水含まれてるのかな・・・?
ちなみに泥パックも出来ちゃったりする。顔に塗りたくって、流す時はそのままお風呂に
顔付けて流してOK。
外に出たとたん一瞬で凍えるので、なるべく肩までつかる。
のぼせるほど熱くないのでいくらでも入っていられるのがいいね(38~40度ぐらい)。
天気が良いとここからオーロラが見えることがあるらしいので、若干晴れ間が見える部分を
暗くなるまでずっと見続ける。が、見えなさそうだったし飽きてきたので途中で退散。
17時までは粘ったんだけどね(日没は16時ごろ)
ぜひまた今度再チャレンジしたいな。次は雪が降ってない時にしよう。
お風呂でリラックスした後は再び運転!
既に辺りは真っ暗、なのに雪道運転ってのはメッチャ怖い。
左ハンドル右車線はすぐ慣れるんだけどね、やっぱマニュアル車ってのでちょっと苦戦。
道間違えて引き返すときとか、停車した後発進するときとか、なんだかんだで
10回ぐらいエンストしてしまったよ・・・まぁしても問題ない時だったからよかったけどさ。
苦戦しながらもなんとか予約していた宿に到着。
雪の降る中に止めるので、サイドブレーキはひかない、なんて雪道運転の仕方を調べたときに
得た知識を活用。(ワイパーはあげ忘れたけど)
慣れない運転でメッチャ疲れたので、その後行く必要があったスーパーには歩いて行く。
何故か赤いもやが。オーロラを期待したが、残念ながら見られず。
事前に宿の人から、今の時間で開いてるスーパーはちょっと高いよと聞いていたのだが、
実際に訪れてみると本当に高かった!!水2リットルで400円だよ・・・
水とファンタとインスタントラーメン2つと朝飯で2000円・・・アイスランド、ヤバすぎる。
こりゃ毎日夕飯はインスタントラーメンかな・・・貧乏人が来てはいけない国だった。
さて、明日は晴れるだろうか。
とか思ってたら、宿に明日は天気ヤバいから外出ない方がいいぞ、みたいな警告の紙が。
おいおい、マジかい。