正直理解不能なアルバニアの近代史

飯のまずさと人の態度に嫌気がさしたアルバニア。

なんでこんななんだって思ったら、この国のひどい近代史にも原因がありそう。

嫌いな国アルバニアを少し知ってみよう。

Because of its no tasty foods and bad attitude of people, I couldn’t like Albania.

I wondered what made them like this. The answer seems to be

in their modern history. Let’s take a look of it.

1. 1970年代後半~1990年頃までの鎖国

アルバニアは1970年代後半から1990年頃まで全ての国と鎖国していたらしい。

第二次世界大戦では4日間でイタリアに全土を掌握され、その後独立するも

ユーゴスラビア・ソ連・中国と続いて鎖国。その間他国にアルバニアの情報が入ることは

なく、ヨーロッパでは謎の国として見られていたとかなんとか。

世界でグローバリゼーションが展開していったのにも関わらず、日本の江戸時代に戻った

かのような政策を進めていたわけだ。その結果が、ヨーロッパ最貧国扱い。アホか。

まともに国づくりも出来てないのに近隣諸国にケンカふっかけまくって、挙句の果てに

もう私たちのことはほっといて、みたいな感じかな。

2. 世界初の無神国家宣言

中国で起こった文化大革命に刺激され、1967年に世界初となる無神国家を宣言。

元々オスマン帝国に支配されていたこともあり、イスラム教信者が多かったのだが、

これを力でねじ伏せたと。一切の宗教活動を禁止したとか。

国家の発展に宗教が関係していない国なんて聞いたことない。

個人的には宗教なんていらないと思うが、人々の行動の基になっていたものを突然禁止して

別の思考を植え付けようとか、傲慢にも程がある。

3. ねずみ講で国家破綻

バカとしか言いようがない。

1990年以降、鎖国が解かれたアルバニアには国外から様々なものが入ってきた。

それまで鎖国していたため、多くのものに対する知識がないアルバニア人をカモにしようと

とあるネズミ講の組織がアルバニア国民をネズミ講に誘致したと。

そうして集めたお金はユーゴスラビア内戦で使用される武器の購入費用となり、

それをユーゴスラビアの戦闘組織に売ることで得たお金をアルバニア国民に配当していた。

違法行為ではあったが、当時のアルバニア政府は外貨を得るための手段としてそれを黙認。

そして国民の半数を巻き込み、1997年にユーゴスラビア内戦が終わったところで

このネズミ講は終わりを迎える。投資先がなくなり、かつ配当・返還するお金もなくなった

訳だからね。ここで国民の怒りは爆発、暴動がおこるもお金は戻らず。

 

かつて歴史上にこんなにアホな国があっただろうか・・・

探せばありそうだけど、正直アホすぎてもはや理解できない。

アルバニアに生まれなくて良かった。

こんなアホな歴史を持った国だから、人もなんかおかしいし飯もまずいんだろうと勝手に

決めつけてみる。嫌いなものはとことん嫌ってしまうな。

こんな国もあるんだね。

勇者一向に滅ぼされる運命の悪の国家って感じだ。国旗的にも。

albania
from wikipedia

ここまで悪役が似合う国(国旗)、他のどこを探しても見つからなそうだな。

(IS, 北朝鮮とかとは違うベクトルで)

 

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