川さえ増水していなければ・・・トドラ渓谷での冒険、ノマドに変な虫に。

モロッコ最後の街シャウエン、ここは青の街で有名なこともあり、あちこち青い。

観光客が多くなければ結構居心地良い場所だと思う。多くなければ・・・

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ロッククライミングの次の日、ノマド(昔から住んでいるベルベル人・遊牧民のこと?)にも

会えるというトドラ渓谷へトレッキングしに行くことに。

同じ宿に宿泊していた日本人男性のタカさんと嫁と3人で朝10時頃出発。

 

昨日チョコレート色になっていた川は夜のうちに更に増水し、道全体に溢れてしまったらしい。

辺り一面ドロドロで、車は通行止めになるほど。そういえば昨晩川を渡れず困っていた

アジア系の人がいたとかなんとか。自然の力、恐るべし。

トドラ渓谷トレッキング トドラ渓谷トレッキング

宿から歩くこと15分ほどでトレッキングのスタート地点へ到着。

昨日ロッククライミングしていた時にたくさんヤギが見えたところだ。

トドラ渓谷トレッキング

事前情報によると、大体4~5時間で周れるらしい。

既に日が昇って暑くなってきたので、これ以上暑くなる前にさっさと出発!

トドラ渓谷トレッキング

ロードオブザリングで見たような見てないような雄大な景色の中をとにかく前へ前へと

歩いていく。矢印はあるが、特に整備されているわけではない道を歩くため油断はできない。

景色が素敵すぎるため周りを見ながら歩きたいが、下も見て歩かないとヤギやらロバやらの

糞を踏みつけてしまう。そう、ここは彼らのお散歩道でもあるのだ。

トドラ渓谷トレッキング トドラ渓谷トレッキング トドラ渓谷トレッキング

ちなみにいるのはヤギだけではない。

なんだかわからない生き物(恐らくフンコロガシ?)も生息している。

トドラ渓谷トレッキング

こういう変な奴を見つけてしまうとちょっといたずらしたくなってしまうのが

大人になれない男心。近くに偶然落ちてたアイスの棒にひっかけて嫁のもとまで

持っていこうと思ったけど、気づいたら嫁は100mぐらい先に進んでた。

これが危険察知能力というやつか。

トドラ渓谷トレッキング

歩き始めて1時間半ほど、目の前がぱっと開けた場所に出た。

トドラ渓谷トレッキング トドラ渓谷トレッキング

ここで少し休憩兼記念撮影。

宿の情報ノートに書いてあった地図もあったため、ここまでは特に迷うことなく到達。

だがここからがちょっと厄介だった。

トドラ渓谷トレッキング トドラ渓谷トレッキング

先に進みたいが、明らかに宿とは明後日の方向に矢印が続いている。

この時点で自分とタカさんは怪訝に思うが、嫁は何も考えず矢印にしたがって進み続ける。

少し行ったところで、さすがにこの先行っても戻る道に続くとは思えなかったので

嫁を呼び止め引き返す。ちなみに嫁にこの道進み続けても宿から遠のくけどわかってるか

どうか聞いたところ、当然のごとくわかっておらず、ただ矢印に従ってただけとのこと。

 

ええ、そうだと思いましたよ。

 

嫁は1人で知らない道を歩かせちゃいけないタイプの人間です。

首輪とお散歩紐でもくっつけて歩きたい気分です。

 

ということで引き返して正しいと思われる道を歩いていくと、

何やら人の住んでた跡らしき場所を発見!

トドラ渓谷トレッキング

 

だけど辺りには誰もいない。ということは、前はノマドがここにいたから会えたけど、

もう別の場所に移動しちゃったから会えないのかな。残念だ。

と思いつつもう少し先へ進んでみたところ、今度はちゃんとテントを発見!

トドラ渓谷トレッキング トドラ渓谷トレッキング

近づいてみると、おっちゃん2人と子供2人と女性が1人そこで暮らしていた。

言葉は全然わからないけど、テントへ手招きされたのでお邪魔すると

お茶をごちそうしてもらえた。

トドラ渓谷トレッキング

子供たちに持っていたアメをあげると、おっちゃんがそのアメを1つくわえて

子供たちに向かってとってみろというしぐさで遊び出す。

ほのぼのしていて、なんか可愛い。

お茶をごちそうしてもらったら10DH渡すんだよということは事前に聞いていたので、

別れ際に少しばかりの気持ちとして10DH渡して別れる。

 

このノマドたちが観光者相手(の一種の商売)としてここにいるのか、

それとも昔からずっとここにいるのかは正直わからない。

だけどトレッキングで疲れた僕らを笑顔でもてなしてくれたことには感謝したい。

あとちょっとだけだけど、この雄大な自然の中で寝れることがうらやましく思えた。

絶対ここで寝たら夜星綺麗だもん。そんでもってすごい静かだと思う。

一泊でいいからこういうとこで寝てみたい。

トドラ渓谷トレッキング  トドラ渓谷トレッキング トドラ渓谷トレッキング

ノマドのテントを出てからが、このトレッキングの真骨頂だった。

事前に確認していた地図や、その場で地図アプリを見て確認した道が、もはや道ではない。

ただの岩・岩・岩。むしろ川の跡?とにかく、今まで以上に道っぽさを感じない道なのだ。

けど方向的には合ってるし、ここ以外の場所を見渡してもまともな道を発見できない。

ということで、ただひたすらその道であるべき道を進むことに。

トドラ渓谷トレッキング トドラ渓谷トレッキング トドラ渓谷トレッキング

岩はごつごつしてるし、そこら辺に生えてる草はどれもとげとげしくて痛いしで、

サンダルで歩くにはなかなか過酷な道だった。

そう、実は2人がちゃんと靴で歩く中、自分は歩きやすいからとサンダルで来たのだ。

いやもちろんサンダルは歩きやすかったし、全然苦ではなかったんだけどさ、

やっぱごつごつした岩の上をひょいひょい歩くにはちょっとばかし痛いわけで。。。

それでも先に進み続けるしかないので、アスレチック気分で先へ先へと進む。

 

しばらく進むと先の方に道らしき道が見え、そこまでたどり着くとようやく道らしき

道に出ることが出来た。。。

そしてようやく、町が見えてきた。

トドラ渓谷トレッキング トドラ渓谷トレッキング

 

ここまで来たら後はもう余裕!

道も平坦だし、ゴールも見えてるしで足がサクサク進む。

鉄塔までたどり着けばすぐ下に民家もあり、その先にある川を渡れば宿だ!

トドラ渓谷トレッキング

 

と、川にたどり着いたところでちょっぴり困る。

川が増水し橋が壊れていたため、濡れずにわたることは出来ない。

おまけにチョコレートになっているため、深さも目視ではわからない。

一応数日前に洗濯しに来た場所なので、さほど深くないことはわかっている。

だが、意外と流れが速い・・・少々困ったが、他の橋まではだいぶ距離がありそうだった

のでもはや渡ってしまうことに。

そう心に決め、決死の一歩を踏み出す。踏み出す。次の一歩を。踏み出す。

 

ん・・・?

 

あれ・・・?

 

右足が・・・

 

軽い・・・?

 

サンダル流される・・・?

 

この違和感を確かめるべく、川に入れた右足からサンダルを取ってみると、

まさかの右足の片方の鼻緒が抜けているというハプニング発生!

トレッキングはバッチリだったくせに、最後の最後川でやられました。。。

100DHもしたのに、この革のビーサン。革だけに、川にやられたか・・・

 

とまぁ最後にサンダルやられはしたものの、無事トレッキング終了!

トータル5時間ぐらいかかったかな。疲れたけど、メッチャ楽しかった!

トレッキング後はジャンクフードでランチタイム。

えぇ、これがお昼御飯ですが、何か?

トドラ渓谷トレッキング

ちなみに壊れたサンダルはというと、幸い片方の鼻緒が抜けただけだったので、

後日針と糸で簡単に修理した。もはや応急処置レベルだけど・・・

トドラ渓谷トレッキング トドラ渓谷トレッキング

 

 

さすがに富士山とかパタゴニアのトレッキングにサンダルで行く気は全くないけどね。

山はなめちゃいけないのだ。

トドラ渓谷は、山じゃないからオッケーということで。

 

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