イスタンブールは何もなくてつまらない?いやいや歩いてるだけでおれは楽しいよ!

旅に出ていたバックパックも22時間ほどで宿へ無事届き、ロストバゲージ騒動も終了。

これでようやく落ち着いてイスタンブールを歩ける!

ここはトルコの中でも大都市なので、見るものも特になくつまらないところだと言う人も。

同じ宿に泊まっていた韓国人も、やることないからずっとグダグダしているらしい。

その気持ちはわかる。確かにここはただの経済都市って見方もできるし、普通に先進国の

都市部と同じような店が立ち並ぶ都会だと言えるからね。

だから何かすごいものを見たいとか、これだけは絶対見たい的なものが必要な人にとっては

恐らくただのつまらない場所だと感じてしまうのだろう。イスタンブールの一番有名な

観光スポットって、多分モスクだしね。

だけど個人的に、ここはとても面白い場所だと思うし、何も考えずに街歩きしているだけでも

楽しめる場所だと思う。

そんな街イスタンブールについて、その魅力を紹介しよう。

とりあえず、モスクと夜景でしょ

イスラム圏をたくさん旅したことがある人は、もう飽き飽きしているであろうモスク。

えぇ、もちろん自分も実はモスクそのものにあまり興味はありません。

そんでもってイスラム教なんて大っ嫌い。数ある宗教の中でも特に(あとヒンズーも嫌)。

そんな自分でも、その美しい外観は素直に美しいと認めざるを得ない。

特に夜のライトアップされたモスク。建物の存在意義とかどうでもよくて、ただそこに

存在するだけで美しさを感じてしまう。

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イスタンブールで有名なモスクと言えば、ブルーモスクとアヤソフィアだろう。

アヤソフィアは入場料がかかるので入っていないが、ブルーモスクはフリーなので

当然中に入る。中も結構素敵だ。

個人的にこの室内の雰囲気が好きで、しばらく座ってぼーっとしていたいぐらい。

だが1つ問題点が。

入ってみるとね、とにかく足臭いんだよね。

靴を脱いで入らないといけなくて、しかも大量の人が観光に訪れる。

もう臭くなること必至。

スペイン巡礼の時を思い出し、即退散したよね。こればっかりはしょうがない。

それさえなければ、恐らく一時間ぐらいぼーっとしてただろうな。

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モスクモスクで飽きるのはわかるけど、綺麗なもんは何回見ても飽きないと思う。

ネコがいっぱい

個人的にトルコはモロッコとすごく似ている。

モロッコってアフリカと思われがちだけど、実は文化だけ見たらアフリカではなく中東の

それに近いんだよね。イスラム教だし、食べ物も似たようなもの食べるし。

モロッコにはネコがたくさんいたけど、ここトルコ・イスタンブールにもたくさん。

街を歩けばそこら中で可愛い顔して寝てるネコ。あぁ癒される。

でもなぜかブサイク率高い気がする。何故だろうか。

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トルコ料理はケバブ?確かにそうだけど、他にも色々あるよ!

トルコ料理と聞いたら真っ先に思いつくのはケバブ。

イスタンブール

イスタンブールと言ったら真っ先に思いつくのはサバサンド。

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あとはいつだったか日本でも流行ったトルコアイス。あの伸びるやつね。

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またまた同じ宿にいた韓国人の言葉を借りれば、トルコはどこ行っても

ケバブばかりで飽きたとか。

僕らも最初はそう思ってた。ケバブはそこら中にあるけど、他のものと言ったら

思いつかないし、他のものが食べられる場所はおしゃれそうなレストランで高い。

となると選択肢は安くてそこそこ美味しいケバブか、ちょっと高いけどお手軽に食べられる

バーガーキングか・・・なんて、トルコに来た意味ないじゃん!

そう思ったので、これからは少しぐらい高くてももう少し食にお金をかけることに。

なのでまだそんなに食べてないんだけど、その中でも食べたものを紹介。

まずは魚。イワシかな?イスタンブールは海に面していて魚がいっぱい取れるので、

あちこちで魚料理が食べられる。その中でも安くてお腹いっぱい食べられるのが

この揚げたイワシ(パン付き)だ。1皿10リラ(約400円)

ケバブ(3~6リラ)と比べると高いけど、その他のトルコ料理と比べたら安い方。

トルコは物価高いんだよ。

イスタンブール

次、これからいろんなとこで食べてみたい、ロカンタでのご飯。

ロカンタってのは食堂みたいな意味で、ガラスの向こうにたくさん料理が並んでいる中から

好きなものを注文して食べるところ。値段がよくわかんないのが難点だけど、様々な種類の

料理を見て選べるのがGood。もちろんそこでの店の人とのコミュニケーションもね。

たくさんの料理の写真は撮り忘れたので、食べたものだけ。

黄色いご飯と煮込みハンバーグっぽいものにパンがついて14リラ(約600円)。

これも美味しかったけど、嫁が食べた白米(味付き)とナスに挽肉詰めて焼いたやつは

もっと美味しかった。ちくしょう。

イスタンブール

それからトルコと言えば、甘いものの種類も多い。

ガイドブック持ってないから名前は全くわかんないんだけどね。

至る所に大量のお菓子を売っている店があって、量り売りタイプか、もしくは箱詰めされて

お土産用に売っているものが多い。

もちろん個単位で買うことも可能。意外と高いんだけどね。

ヨルダンやエジプトでも同じようなお菓子がいっぱい売ってたから、多分中東ではメジャーな

お菓子なのかな?

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ちなみに飲み物はトルココーヒーかトルコティーを飲んでる現地人をあちこちで見かけるよ。

まだコーヒーは飲んでないけど、トルコティーは飲んでみた。角砂糖を入れて飲むのが

スタンダードかな?ちょっと渋い味の気がするしね(嫁は当然のごとくストレートで飲むが)

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観光客用の飲み物はフルーツジュース。メジャーなのは、オレンジかザクロ!

リンゴとかニンジンとかもあるけど、前述の二つはどこにでもある感じ。

ザクロの方が少しだけ高くて、サイズによるけど一杯6リラ(約280円)ぐらい。

オレンジは4リラ(約160円)ぐらいで飲める。ミックスもある。

他の国みたいにシロップとかを混ぜないで完全100%生絞りなので、とても美味しい!

生絞りマシーン一個日本に送りたいぐらいだ。

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あとは屋台で売ってる食べ物もイイ感じ。

ゴマパンが多くて、他にはとうもろこしも良く見かける。

チュロスみたいなの食べてみたらメッチャ甘くてすぐ飽きた。

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カラフルな水あめもあるみたい。

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一度試してもらいたいのは、焼き栗。

日本で焼いてるところはあまり見ないので、なんか新鮮。

当たりはずれはあるものの、焦げた部分の香ばしい匂いがなかなか良くて、味も普通に甘い。

焼いたから甘くなるってわけではなさそうだけどね。100gで5リラ(約200円)。

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まだまだ色んなトルコ料理があるみたいだし、また食べたら別の記事で紹介します。

旅行会社に連れて行こうとするおっちゃんがいる。アジアだ!

ここ最近スペインに滞在していたおかげで、街を歩いているだけで話しかけられるなんて

アジアでは当たり前の経験から遠ざかっていた。

が、ここトルコは街を歩いていると良く話しかけられる。もちろん大半はお店の呼び込み

なんだけどね(それすらヨーロッパでは珍しいし)。

この感じ久しぶりだなーなんて思っていたら、モスクからガラタ橋

(後述するが、イスタンブールで有名な観光地)へ向かう途中、日本語をしゃべる43歳の

おっちゃんに話しかけられた。

“日本人!?どこ出身!?わたし大阪!なんでやねーん。ぼちぼちでんなー”

なんて陽気に話しかけてくるこのおっちゃん。自称トルコのトヨタで働いており、今は

昼休み中だとのこと。トルコでの予定が決まってないならおすすめの旅行会社があり、

そこには日本人もいるし日本の大使館職員も使うようなところだから安心などど

言うので、100%嘘だと思いつつも暇なのでついていってみた。

店が2階にあったので入る時少し躊躇したが、まぁイスタンブールで観光地のど真ん中なら

なんとかなるだろう、と謎の確信があったのでそのまま入ってみる。

ほんとに予定は決まってなかったし、むしろバス代とか聞きたいこともあったんだけど・・・

中にいたのはトルコ人。日本人ではない。日本語は話せるみたいだけど。

パッと見は良い人そうな顔をしているので、こっちの話を聞いてくれるならここで

バスチケットぐらい申し込んでやるかとも思ったが。

こっちが席に座るや否や始まるマシンガントーク。

“イスタンブールは2泊して夜行でカッパドキアが良い。そこで気球は乗りたいか?そんで

パムッカレ行って、他に行きたいとこがなければイスタンブールに戻ってきて、次の日に

フライトってのが良いと思うぞ。その日程でのツアー、明日開始でいいか?”

アップルティーが出され、そう切り出されたところで、はい終了。

また日程決まったら来るよーって言って退散。特に引き止められることもなくさようなら。

メチャクチャ発展しててもはや先進国なのに、こんなことが未だにある場所、

それがここイスタンブール。東南アジアを、インドを思い出したぜ。

ヨーロッパから戻ってきた形になるので、久々に懐かしい感じがして面白かった。

アジアから来た人にとってはこんな新鮮には感じないだろうけどね。

*着いていく人はちゃんと選んでいます。一応旅経験は程々にあるので、危険なことは

基本しないのでご安心を。

ガラタ橋がおすすめ

イスタンブールの新市街と旧市街を繋ぐガラタ橋と言う観光スポットがあり、

個人的にはここが面白い。

前述したサバサンドもこの橋の旧市街側でたくさん食べられる。

(↓みたいな船の上で焼いてくれる)

イスタンブール

橋は2階建てのようになっており、下の階にはレストランが立ち並ぶ。

こっちはお金に余裕がある人が行くようなところ。特に面白くもなんともない。

何が良いかって、自分はこの橋から見える景色がとても好きなのだ。

橋の手前には旧市街が広がり、橋の向こうにはブランドショップやビルが

たくさん並ぶ新市街が、そして海を挟んで東の方にはアジアサイドと呼ばれる街が

見える(旧市街と新市街はヨーロッパサイド)。

感覚的なものなので言葉で表現するのはとても難しいのだが、この様々な文化が交わっている

のであろうこの場所に立っていること自体が、恐らく自分にとってはとても面白いのだ。

だってここから見えるあっち側は中東・アジアで、今自分が立っているここから先に

ヨーロッパが始まるんだよ。国境に立っているのと同じような感じかな。

あとは橋の上で釣りしてる人見てるだけでも面白いな。こんなに大勢で長い糸垂らして、

下で絡まったりしないんだろうか・・・意外と魚は釣れているみたいだけど。

そのうちここで釣り人に交じって自分も釣りしてみたいな。

イスタンブール イスタンブール

雑貨が素敵

写真は全然撮っていないが、モロッコ同様ここトルコにもオシャレな雑貨が多い。

ティーカップなどの食器やランプシェードなど、特に割れ物にオシャレなのが多い。

グランドバザールっていう、こういうお土産がたくさん集まってる観光地があるんだけど、

正直そこはあんま面白くない。完全に観光エリアとして存在してるだけだからね。

そうじゃなくて、普通に歩いて見つかるお土産屋さんにこういうオシャレなのがたくさん

置いてあるのがいいよね!買って送りたくなるけど、そんなことばっかもしてられないので

それはまた次の機会へ。再訪する国リストにトルコを入れておこう。

個人的にはマグカップとお皿が欲しかったな。ぜひぜひその目で見に来てほしい。

イスタンブール

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とまぁこんな感じで長々と書いたけど、とにかくイスタンブールは歩いてるだけで

楽しいってことで。人もフレンドリーだし、親日国なので日本人によっては尚良いかと。

最近は韓国人が増えてきたせいでアニョハセヨってよく言われるけどね!

のー!こんにちは!って言ったら

“おぉーーーぅじゃーぱぁーーーん!”

みたいな反応してくれる人たくさんいるよ(多分いい意味で)

イスタンブール、楽しいよ。

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えっ?全然面白さが伝わらないって?

 

来てみればわかるよ!(表現力無くてすみませんねぇ

 

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