楽しかったカッパドキア滞在。
それに一役買ってくれたのが、食事。
旅行の醍醐味は食事であるとは良く聞くが、物価の安くない国で毎回美味しいものを
外食するのはバックパッカーにとっては正直キツイ。
4年前に世界一周した時はパンとかフルーツばっか食べてたからね。
だが今回は一応新婚旅行。高級レストランとか、いわゆる一般的な新婚旅行で行くような
レストランで食事することは出来ないものの、あまりケチケチしすぎないようにしようって
ことで、カッパドキアでは夜ご飯は普通に外食することに。
何やらカッパドキアにはポットリーケバブと言う名物があるらしい。
恐らくその名前から何となく想像はつくと思うが、それも含めて僕らがカッパドキアで
食べたものを紹介する。
朝食
朝食は宿で。朝食込の部屋と言うのはものすごくありがたい。素泊まりの方が多いからね。
イスタンブールでもここカッパドキアでも内容はほとんど同じ。
基本的に、パン・オリーブ・トマト・きゅうり・チーズ・ゆで卵・ハム、コーヒー(紅茶)が
皿で出されるか、ビュッフェ形式で品数がもう少し多いかだ。
きゅうりは味が薄いことが多かったかな。トマトは普通。チーズはちょっとしょっぱめ。
パンは柔らかいフランスパンか、別のタイプ(なんといえば良いかは不明)
昼食
前にも書いたけど、昼食は節約どころ。
朝は宿で、昼は軽めにして、夜がっつり食べる作戦。
と言うことで、パンとスープぐらいで昼食は済ませるのだ。
もしくは安ければケバブとかね。
夕食
待ってましたとばかりに、夕食は毎回違うところで食べてみた。
もちろん中にはハズレもあったけどね。
店の内外に日本語や韓国語でお礼の言葉などがたくさん書かれているところは
実はハズレだったりする。評価している人がどんな人かなんてわからないし、
芸能人のサイン色紙がたくさん張ってある店だってマズかったりするもんね。
面白かったというか、これ書いた人はこのことを知らなくて良かったなと思う一文がコレ。
“頼んでもないのにパンをサービスしてくれました!”
トルコでは何頼んでもたいていパンはセットだぞ。
と言うことで、まずはポットリーケバブから。
そう、見ての通りポット(陶器)で肉と野菜に火をかけた料理がポットリーケバブだ。
上の写真ではわかりにくいが、結構汁もたくさん入っている。
ポットに入ってなければただのスープと言えるかもしれない。
ちなみに上は事後の写真。何の事後かと言うと?
元々は上に蓋がついているのだ。
どうやってくっつけてるかはわからないが、もともと上に蓋がついており、テーブルには
その状態で運ばれてくる。それを店員さんが割ってくれて、前の写真のようになるのだ。
中身は鶏肉・豚肉・牛肉のいずれかと野菜各種。野菜のみの場合もある。
最初の写真の方は鶏肉ぱさぱさだし量も少なくて微妙だったが、後の写真の方は
野菜のみにもかかわらず味もしっかりついていて美味しかった。
カッパドキア名物らしいし、大体どのレストランにもあるので是非食べ比べてみてほしい。
もう一つ、食べ比べてみると良いのがトルコ風ピザであるピデと言うもの。
ピザと言うと丸いものを思い浮かべるが、トルコのピザは形が異なる。
なんというか、細長い。
具材は色々と種類があるが、僕らはたいていチーズとハム、もしくは挽肉あたりのものを
食べた。だって安いんだもん。
味は完全にピザそのもので、美味しい。基本的に薄いが、店によってぱりぱりかもちもち
かは異なる。
レストランで食べる時は、こうしたものに加えサラダを頼んでいた。
トルコのサラダは特に味付けがなく、オリーブオイルか何か油がかかってるだけで、
あとはレモンが添えてあることが多い。素材そのものだけで美味しいということかな。
意外と野菜が美味しかった気がする。
Cappadocia Cuisineというレストランがおすすめ。
ミントヨーグルトと紅茶をサービスしてくれた
カッパドキアではレストランかカフェばかりなので見つけるのが難しかったが、
一応ロカンタ(トルコの食堂)も一つだけ発見することが出来た。
ロカンタでは実際に目で見て選べるのが利点。ただし値段は聞かないとわからないけどね。
あと一皿一皿が少なめなので、がっつり食べたい人にはあまり向かないかもしれない。
ご飯は絶対セットで頼むべし。美味しいし、ご飯ないとおなか満たされないし。
白米だが、小さなパスタが一緒に入っている。そして味付き。なかなか旨い。 ご飯頼んでもちゃんとパン付き。
バックパッカーには毎食外食するには少しお高めだけど(一食1人600円ぐらいかかる)、
宿代ケチってる分少し食事にまわすこともたまには良いと思うよ。
と、4年前の自分に言ってあげたい。あの時トルコで食べたの、パンとケバブだけだったな。