トマティーナが終わり少々脱力気味・・・
だけどまだ旅は続く。次は巡礼だ。
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宿から砂漠までは歩いて10分かからず行くことが出来る。
ツアーでも行くことにしたけど、その前にせっかくのなので少し遊びに行くことに。
砂漠に歩いて行けるところに来れたことにまず感動する。
日本だったら鳥取砂丘の近くに住まない限りこんなことは出来ないのかな?
なんか今日砂漠気分だなって思ったら(思うか思わないかは別として)行けてしまうこの
贅沢、旅しててよかった。
砂漠に少し足を踏み入れたぐらいのところで嫁と写真撮影大会。
あまり時間をかけると暑いし砂がカメラに入って接触不良になりそうなので、
ささっと遊んで即退散。
砂漠ツアー出発は18時。
朝は晴れていたのだが、残念ながらこの時間には雲がもくもく、風がひゅーひゅー。
夕日や星空には恵まれなさそうだが、それでも延期することも出来ないのでこのまま出発。
集合場所には他のツアー客用のラクダもたくさんいて、みんなドヤってる。
この中の2頭とガイドのおじちゃんと一緒に、いざ砂漠へ!
ラクダの乗り心地は悪いと聞いていたが、背中にクッションも乗せてるし取っ手も
ちゃんとつけられているので、思った割にはつらくない。
むしろラオスで乗った象の方がよっぽど悪い。ラクダは耳で攻撃してこないしね。
下り坂の時だけ気を付ければ、両手を取っ手から離して乗ることも可能。
1つ厄介だったのは、前で嫁が乗っているラクダがしょっちゅう糞をまき散らすのだが、
たまに小便を勢いよくしてそれが風でこっちに飛んできたこと。コノヤロウ。
ガイドのおっちゃんとラクダ。いやいやおっちゃん、これはこの構図におれらを入れて
撮影するのがあんたの仕事だろ!!
1時間半ほどで本日宿泊するキャンプサイトのようなところへ到着。
夕飯の準備をしている間に夕日を見てきても良いよと言うので、
砂山の上に登りに行くことに。
この時点で既に夕日は見れないだろうなと思ったけど、おっちゃんが夕日を見に行くのは
さも当然だのような顔して言ってきたので、とりあえず行ってみた。
奥に見えるのが宿泊先。写真ではわかりづらいけど、ここは上り坂。
ひいひい言いながら登っては見たものの、やっぱり夕日を見ることは出来ず。
砂に足を取られるので登るのにはひと苦労だったのになー
ビーチの砂浜より深くまで足が埋まる感じ。場所によっては少し硬いところもある。
ここにスノボーとかそりとかの板持ってきて滑ったらメッチャ楽しそうだな。
他のツアー客も(宿泊先は200mぐらい離れてたけど)
テントに戻るころには、だいぶ空も暗くなってきた。
風が少し強く、外にいると砂が飛んでくるのはわかっているものの、テントの中は結構
暑いので外で夕飯を待つことに。
夕飯の前にモロッカンテイーとナッツで乾杯。
おっちゃんなかなか陽気で、トレー使ってリズムとったり歌ったりと楽しませてくれる。
夕食はお米入りスープとチキンタジンとメロン。
チキンタジンは2人前にしては量が多く、美味しかったけど残してしまった。
だって4人前ぐらいあったんだもん。。。おっちゃんには申し訳なかったけど。
ご飯を食べたら軽く歯を磨いて、外にベッドを敷いておやすみ!
雲の隙間から少しだけ星が見えるけど、もうほとんど見えないのと同じレベルで残念。
こればっかりはしょうがないので、さっさと寝てしまうことに。
とは言え、砂漠の夜は寒いと思っていたのに意外と暑くてなかなか寝付けなかった。
夜中は逆に風がまた強くなって少し寒くなったんだけどね。シーツと毛布があって良かった。
夜中には雲が結構流れていって星もなかなか綺麗に見えていたので、これは朝日も期待
出来るかなと思いながら6時頃起床。
うん、モクモクしてるね。こりゃ無理だ。
バタンと2度寝し7時頃再度起きる。近くの山に人が登っているのが見えたので、
もしかしたらと思い自分たちも登ってみることに。朝から重労働だぜ・・・
ひいひい言いながら登った先に見えた景色はというと、やっぱり雲が多いせいで
綺麗な朝日ではなく、雲がかかった光の筋だった。
あの雲の層がなければな・・・残念。
ちなみに砂漠の写真だけど、WB(ホワイトバランス)をいじるだけで砂漠の色が変わり、
全く異なる印象になる。写真と見た目は若干(時には結構)異なるよ。
おっちゃんがせかしてくるので急いでテントに戻り、ラクダに乗って街へ戻る。
他のツアー客
はぐれラクダ。なぜか辺りに何もないところでポツンと座ってた。
帰りも1時間半ほどで到着。ラクダに乗ってるのは疲れたけど、貴重な体験が出来たし
楽しかった!砂漠での朝日&夕日&星空はまた別の機会にリベンジすることにしよう。
宿に戻って朝食を食べ(ツアーに含まれている)一休みしていると、スタッフの方が
後で近くでベルベル人の結婚式がやるから見に行くといいよと教えてくれる。
別に誰が行ってもいいし、写真を撮ってもOKらしい。
水を買いに行くついでに近くに行ってみたところ、確かに人がたくさん。
当事者たちの家に行ってみると、こっちこっちと周りの人に手招きされたので行ってみるも、
人が多くて中に入ることは出来ず。
その後宿に戻って少しすると、スタッフに屋上へおいでと呼ばれる。
行ってみると、結婚式の参加者たちがたくさん道に出てきている。
(上の写真は事後だが)どうやらこれから旦那がヤギを殺し、それを妻にささげるらしい。
実際にヤギを殺したのは別の人で、直接それを渡しているわけでもなかったけど、
生々しいヤギの処刑シーンが見れてしまった。
その後は少し場所を移動し、写真撮影。色々な人が新郎新婦のもとにやってきては
スマホやカメラで写真を撮っている。こういうのはどこの結婚式も共通なのかな。
とか思ってたんだけど、実はこの写真撮影、少しおかしい。。。
というのも、新郎は目以外は隠れていて目しか見えないし、新婦にいたっては顔全体が
隠れているので誰と写真撮ってるのか全く分からない状態での撮影なんだよね。
宿のスタッフいはく、夕方ごろ彼らの顔がわかるとかなんとか。面白いね。
(上の写真の真ん中少し右ぐらいにいる全身クリーム色の服に斜めにたすき掛けしてる感じの
服装の人が新郎、その右にいる頭に赤いのかぶっているのが新婦)
丁度この時モロッコは4連休。宿もバスも高いしすぐ埋まってしまう時で、旅の行程的には
少し大変だったけど、こういう時だからこそのイベントも見れたので良かったかな。
砂漠は天気に恵まれなかったので、またどこかで行ってみることにしよう。