川の色は一日にして変わり、日々その姿を変える。
自然のすごさを肌で感じる毎日が、とても楽しい。
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マラケシュは特に見て周ろうとも思わないので、1晩で移動することに。
朝のフナ広場はタクシーが乗り入れているので、スープラトゥールのバスターミナルまで
来た時と同じく20DHで行ってくれるやつに乗り込む。
あまりにスムーズに拾えてしまったためターミナルで1時間ぐらい待つ必要が出来てしまったが、
基本早めの行動をすることは大事なので良しとしよう。
まだ体調が万全でない嫁には少し申し訳なかったけど。ゴメンね。
マラケシュからティネリールまでの運賃は135DH+荷物代5DHの計140DH。
スープラトゥールのマラケシュ-ティネリール路線は朝8時半発と午後3時半発があり、
午後の便だと着くのがだいぶ遅くなってしまうので朝発で行くことに。
移動中の窓の外に見える風景は相変わらず何もないのに面白く、また休憩などで少し外に
出るとマラケシュよりだいぶ涼しくなっていくのを感じる。
マラケシュに着いた日の日中最高温度は43度だったからね。それを抜け出せただけで満足。
遅れてるくせにティネリールまであと1時間というところで30分ぐらいの休憩があったせいで
到着は1時間ほど遅れた。途上国には効率性・均質化という概念がないらしい。
もうちょっとうまくやればいいのにと思うけど、その必要もないのだろう。
ティネリールに到着しバスを降りるとすぐのりこさんとご対面。
のりこさんはモロッコに8年間ほど住んでおり、今では自分のゲストハウスをトドラ渓谷で
運営している、日本人旅人なら誰でも知っているであろう女性だ。
いつだったかのりこさんが別の宿で働いていた時にテレビで取り上げられたのを見て、
一度お会いしてみたいと思っていた。
エッサウィラでお世話になったみちよさんの管理するゲストハウスもトドラ渓谷に
あったので、どっちに泊まるか迷ったが、とりあえず先にのりこさんの宿にお世話になることに。
ティネリールからトドラ渓谷(宿)までは乗り合いタクシー(7DH)で10分ほど。
もはや現地人としか思えないのりこさんのおかげで宿まで楽に移動することが出来た。
(バスでものりこさんの友達だという現地人に会ったし、多分ここらへんなら誰でも彼女の
ことを知っているんじゃないかな。)
宿は素晴らしいロケーションにあり、窓やテラスからは切り立った岩山がすぐ近くに見える。
小さなお店やレストランもすぐそばにあるため、ちょっとした買い物などにも困らない。
トドラ渓谷の入り口までも歩いて行ける距離にあり、ここで生活するには最高の場所だ。
気候は穏やかだし、自然も豊かでのんびりできる。もうこれは長居するしかない。
トドラ渓谷生活のはじまりだ。