4年前に旅で出会って一緒に旅した友達のおかげでインド人が少し好きになった。
人によるってのは頭ではわかってはいるんだけどね。
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バラナシからタージマハルのあるアーグラまでは夜行列車での移動となる。
今度こそエアコン車両で移動したかったが、またもやスリーパーでの移動に・・・
もうそろそろインドの列車は嫌だ。かと言って何日も前から先の予定を決められるほど
計画性があるわけでもないので、毎回ぎりぎりにチケットを取るため良い席が全然取れない。
バラナシの外国人専用窓口。コルカタと異なり空いていた。
バラナシからアーグラへの列車は始発だったため、遅延することなく17時20分頃出発。
乗ったときは空いていたが、夜寝るころにはチケットを持っていないであろうインド人で
いっぱいになるといういつものパターン。うっさいから嫌だ。
ちなみにエアコン車両での移動は大分快適らしい(チケット代が3倍ぐらい違うから当然だけど)
目的地であるアーグラフォート駅の予定到着時刻は翌朝6時頃。だが当然その時間には
列車は到着することはなく。。7時半ごろ、何やら大きい駅に止まったものの、ココがどこの
駅だかはアナウンスも何もないのでわからない。
外を見ても駅名の表示が見当たらない。地図アプリで見ても、ネットにつながっていないためGPS
の精度が悪く、目的地の駅なのかどうかはハッキリとしない。
10分ぐらい動かなかったので、一応周りのインド人に聞いてみると、なんとここが目的地の駅
であることが判明。急いで列車を降りる時には、既に電車は動き出していた。危ない危ない。
一体現地人はアナウンスも何もないのにどうして現在地の駅がわかるのだろうか。
ヒンディー語ではどこかに書いてあるのかな?
駅のホームの真ん中ぐらいには英語でも書いてある見たいだけど、なかなか見つけらんないんだよね。
何はともあれ、無事アーグラへの移動が完了。
駅から宿があるタージマハル南門近くまではオートリキシャで80Rs。
朝から交渉がめんどくさかったのでこれで妥協したが、あと少し落とせたかもしれない。
宿に着いたらまずレストランで朝ごはん。トーストにチャイという組み合わせで100円ぐらい。
このレストランは宿の屋上にあり、なんとちょこっとタージマハルが見える。
早速別のところからタージマハルを見てしまったが、もちろんそれだけでは満足しないので
少し部屋で休んでからLet’s go.
タージマハルまでの道にはうざいお土産屋さんの勧誘がずらり。
それらをうまいことかわし、タージマハルのチケット売り場へ。
タージマハルへの入場料は、外国人は750Rs(約1500円)。ちなみに現地人は20Rs.
ふざけた設定だが、途上国にはありがちなのでまぁしょうがない。平均所得差もあるしね。
カンボジアのアンコールワットとかもそんな感じだったな。
この入場料には500mlの水と靴カバー(タージマハルの中に入るのにつける必要有)が含まれる。
軽くセキュリティチェックを受け、いざ正面からご対面!
少し曇っていたのが残念だったが、それでも美しい!
なんでこの汚すぎる国にこんなきれいなものが出来たのかが正直不思議でたまらない。
インド嫌いの自分だけど、この建築物だけは本当に感動する。
タージマハルの面白いところは、完全に左右対称に作られている建物なのに、実は一か所だけ
それが破たんしている部分があるところだと個人的には思っている。
外から見たら、完全に左右対称。
だが実はその内部の棺が置かれているところだけ、左右対称ではなくなっているのだ。
そこは写真撮影禁止なので(とは言え撮っている馬鹿者もいるけど)写真はないけど、
棺が2つ置いてあって、その置き方が左右対称ではないんだよね。
この話も調べてみると面白かったと思うので、興味がある方はタージマハルについて調べてみると
良いと思います。ここでは面倒なので省略。
この美しいタージマハルを満喫した後は、サイクルリキシャでアーグラ城へ。
こちらも入場料はお高めの300Rs(現地人は20Rsだったかな)。
ここアーグラ城は、当時の王様シャー・ジャハーンが息子に幽閉されたお城。
ちなみにタージマハルはその王妃のお墓で、左右対称が崩れたのは王様の棺を王女の
棺の隣に置いてしまったからって話です。
アーグラ城からは、かすかにタージマハルが見える。
本当はタージマハルと川を挟んで反対側の岸に同じものを黒い石で造る計画があったとか。
それが実現していたら、どんな美しい風景が見られたんだろうな。
と、アーグラ城じゃなくてタージマハルの話ばっかになってしまっているが、
それだけ自分にとってはタージマハルが美しかったってことで。
アーグラ城も趣があっていいけどね。やっぱタージマハルの方を目で追ってしまう。
他にもアーグラにはいくつか観光スポットがあるみたいだけど、僕ら的にはこの2つで十分。
嫁と一緒にタージマハルを見ることが出来て本当に良かった。
もともとは予定になかったけどね。ある意味でブッダガヤでの高熱に感謝かな。