僕はあと1カ月で26になるのですが、それにも関らず本日年齢確認をされて
お酒が買えないという体験をしました。
料理酒はOK.白ワインはダメ
レジに持ち込んだのは3点。
料理酒、白ワイン、にんにくの3つだ。
しかし白ワインを通した時、レジ係ではなくレジそのものが反応した
「年齢確認してください、年齢確認してください、年齢確認してk・・・」
レジのおばさんはこちらを見て言った。
「何か年齢確認が出来るものをお持ちでしょうか?」
普段なら当然のように財布に免許証が入っているので、全く問題のない事態だ。
だがこの時は違った。
ランニングついでに買い物に来ただけだったため、免許証の入っている財布を持っていなかった。
僕は既に25だ。だがそうは見られなかったのか、はたまた後ろで見ていた研修生にいいカッコ
したかったのか、そのおばさんは規則を順守し僕から白ワインを取り上げたのだ。
ちなみに料理酒は大丈夫らしい。
本当に規則だから売ってくれなかったのだろうか
学生の頃はたまに年齢確認をされたこともある。
だが社会人になってからされたのはこれが初めてだ。
規則なのはわかる。けれどあの場においてレジの彼女は
果たして本当に規則だから僕に確認したのだろうか。
僕の考えでは、答えはNOだ。
あの時は、僕が未成年に見える要素が少なくとも存在していたのだ。
17:10分ごろにランニングするような格好でスーパーを訪れた男が社会人だとは
なかなか思わないかもしれない。まだ20代だし、この辺りには学生も多いし、
学生に見えたのかもしれない。
もし僕がどっからどう見ても60過ぎのおじいちゃんに見える人だったなら、
たとえレジという機械が反応したとしても、あのおばさんは見逃しただろう。
でもこれって、ある種の偏見ではないだろうか。
若く見えたから一応規則に従いますって、おかしくないか。
もちろん見逃しただろうというのはあくまで僕の憶測であり、
本当に彼女がそうするかはわからない。
だけど僕はほぼ間違いなく、彼女は見逃すと思う。
規則はあれども、その規則を適用するかどうかはその規則を執行する人間が
決めることが出来るのか。
本当はいけないことだけど。法律で決まっているはずだし。
なんか少しだけ損した気分だ。もし僕がもう少し老けて見えたなら、
間違いなくあの白ワインは買えた。
今晩の料理に使おうと思っていたのに、最悪だ。
まぁ若く見られただけ良しとするが、どことなくこの社会のゆがみを感じた。