カサブランカ、エッサウィラと涼しかったのにマラケシュはメッチャ暑かった。
そしてここトドラは…多分涼しい?
でもハエが多すぎだろ…
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カサブランカにはもう特に用はないので南に移動。
マラケシュかエッサウィラかで迷ったけど、やっぱ海でしょ!ってことで
モロッコのリゾート地でもある港町エッサウィラに行くことに。
カサブランカからはCTMバスで6時間半ほど、お値段155DH(プラス荷物代5DH)
僕らが泊まったHOTEL TOURINGからこのバスターミナルまでは徒歩5分。
但しモロッコの朝はあまり早くないみたいなので、朝発のバスに乗るなら前日にパンなど
買っておくことをお勧めする。
僕らは近くのパン屋でクロワッサンやデニッシュを買って食べた。
モロッコはフランスの支配を受けていたこともあるため、パンが美味しい。
カサブランカは結構発展してるように思えたけど、バスの出発が遅れるあたりは
途上国なんだなと感じる。
30分早く着いて待ってたのに、出発は1時間遅れた。インドの7時間遅れよりはマシだが。
移動中に見える景色はなかなか良かった。
海沿いの道を走ることが多いので、右側には海が見える。
そして左側には、何もない。
しいてあげるなら、荒野にちらちらと謎の草木が生えていたり、
馬やらヤギやらが放浪しているぐらいか。
それが街に入ると一転、左右にはピンク色の石造りの店や家が立ち並び、
人が往来する景色に早変わりする。
街と街との間が完全に何もないこの感じは、ドラクエなどのRPGの世界そのもの。
素敵じゃないか。
いくつかの街に立ち寄り、6時間半ほどでエッサウィラに到着。雨が降っていた。
エッサウィラではかもめ号と言う日本人宿に泊まることにしたため、
バス停にはかもめ号の奥さんであるみちよさんが迎えに来てくださった。
右も左も分からない土地で迎えがあるというのは本当にありがたい。
無駄にタクシーなどの交渉に体力を使うこともなくなり、精神的にだいぶ楽になる。
みちよさんと一緒にタクシーに乗り込み、まずは宿のある旧市街へ。
旧市街の中にタクシーは入れないので、行けるのは入り口まで。
宿まではそこから10分かからないぐらいだが、その間にもみちよさんは色々と教えてくださった。
エッサウィラでは雨は珍しいこと、広場のそばから眺める夕日が綺麗だということ、
ここのカフェは安くて美味しいということ、ここのプリンが美味しいということなど、
住んでいるからこそのローカルな情報をたくさん。
また、宿に着いたら手書きの地図も添えて更に様々なことを教えて頂いた。
この地図にはこの先何度も助けてもらうことになる。
ここエッサウィラの旧市街に着いた時から、なんとなくこの街をすごく気にいる予感がした。
猫とカモメとお魚と、楽しいエッサウィラ生活の始まりだ。