今回の旅でものすごく行きたいけど、今行くのはなんとなく嫌な場所がある。
ウユニ塩湖
ボリビアにウユニ塩湖という場所がある。
恐らくこの名前を聞いたことがないという人は旅人ではいないだろう。
むしろいまや一般人の多くもその存在を知っているはず。
実は前回の世界一周でも一度訪れている。だがその時は乾季だったため、
いわゆる鏡張りはあまり体験することが出来なかった。
今回は是非雨期に行きたいと思うのだが・・・
ブームになってしまった
昔は旅人ぐらいしかその存在を知らず、ちょっとした秘境だったらしい。
だが今はウユニに関する本が出版されたり、テレビで取り上げられてしまったせいで
多くの人が訪れるようになった。
空港も出来たし、以前よりアクセスが良くなったこともあるのだろう。
だがそのせいで、雨期のウユニは日本人だらけらしい。
どこを見ても日本人日本人日本人。。。
正直な話、自分が訪れるときにこの状況だったら絶対嫌だ。
前回行った時は乾季ということもあり、日本人はほとんどいなかった。
ものすごく落ち着いていたし、のんびり出来たし、本当に楽しかった。
僕はあまり人が多いところが好きではないので、出来れば人が少ない時に行きたい。
世界一周ブームが嫌だ
最近では少し落ち着いたのかもしれないが、世界一周がブームになっていた時が
あったと思う。
沢木耕太郎の深夜特急が出版されたときじゃなくて、もっと後の話。
世界一周を皆に薦めるようなイベントが行われるようになり、またLCCなどの台頭に
より、多くの人が気軽に世界一周できるようになったことも原因かな。
純粋に、世界一周旅をする人が増えることは嬉しい。
だけどそれがブームになってしまうことには、正直反感を覚える。
そのせいで世界一周するというと、なんとなく「あぁ、今流行りのやつね」みたいな
印象を持たれてしまう気がするからだ。
言葉にするのが少し難しいが、なんか嫌だ。なんだろうこの感覚。
ブームだから、皆やってるから、そんな感覚で旅する人が増えるのは嫌だな。
自分が行きたいと思うから、周りの目ではなく、自分の意思で行きたいと思うから、
是非世界一周に行って欲しい。
安易な気持ちで行く人が増えると、ちゃんと準備をして行く人にとっては迷惑じゃないかな。
まぁ最近はイスラム国とかテロとかのニュースも多いし、行くのを躊躇う人が
多いとは思うんだけど・・・
あ、あれだ。
あまり皆がやらないようなこと(=世界一周)をやるのが良かったのに、
それが普遍化してしまったことが嫌なのか。
皆と違うことをしている自分が、皆と同じことをしている自分になっているみたいだから、
嫌なんだな。
まぁ突き詰めれば皆と全く違うことをやるなんて無理なんだけどね。
それでも人があまりやらないようなことをやりたいと思うのに、それがいつの間にか
流行化されてしまっているから、嫌なんだな。
誰かしら同じようなことを感じていないものだろうか・・・