象使い

ベトナムは料理がおいしい!ビールが安い!コーラも安い!

大量に持ち越したラオスキープが両替できず困ってます。タイまで持ち越すか・・・

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ラオスで象使いになれる!そんなことを聞いたことがないだろうか。

僕は日本にいたときにネットで知りました。

象使いはラオスでの国家資格だとか、それが1~6日ぐらいのトレーニングで取得できるとか。

そんなことをとある世界一周旅行を広めようとする団体や世界一周旅行者が広めたため、

僕も最初はすげぇなと思っていましたが。

これ、完全にミスリードでしょ。ウソでしょ。ありえないでしょ。

ルアンパバーンのHISにはちゃんと書いてあるそうです。ラオスに象使いの国家資格はないと。

だけど旅行会社に聞くと、ちゃんと証明書も発行するしなれるぞみたいなことをいう。

前述の団体や個人旅行者、現地のうさんくさい旅行会社とHISルアンパバーン支店。

どっちの言うことを信じるかと言えば、僕は後者を信じます。

旅行会社の発行する証明書(License or Certificate)って、そのコースを修了したっていう

修了証であって、別に国家資格の所有証明でもなんでもないと思うよ。

 

と、前置きが長くなってしまったが、バンビエンからルアンパバーンに戻ってきたこともあり、

象使いになる気はなくとも象には乗ってみたかったので、ツアーに参加することにした。

旅行会社によって値段は異なり、高いところでは一日でも$95かかる。

僕らは他の人も良く訪れるらしいManifa Travelというところで申し込んだ($35)

ここは他の高いツアー会社で行くElephant Campとは違うところに行きます。

(独自で持っているみたい。だから安いとかなんとか)

ちなみにツアーによって、象使いのトレーニングを受けるものと象に乗るだけのものに

別れているので、内容はちゃんと確認することをお勧めします。

象使い

 

朝8:20分に旅行会社の前に集合し、ミニバンに乗る。

この日は僕らと欧米人女性の計3人。(欧米人女性とツアーの内容は違ってたけど)

ちなみにガイドは日本語が少し話せる22歳の青年だった。

とても明るく陽気な子で、バスに乗っている間も日本語と英語で色々話がはずむ。

(夜行バスで終始音楽が流れてる理由を聞いたら、Happyだからと言ってた。ほんとか)

30分ほど走ったところでElephant Campに到着。

象使い

 

象使い

着いたところで、まずは背中に椅子がついている象に乗って周りをお散歩する。

象使い 象使い

最初の3分ぐらいは「おぉー象に乗ってるー」ぐらいに思ったけど、そのあとすぐ飽きた。

陽射しが強くて暑いのに進むのすごい遅いし、30分弱乗ってるし。。。

それが終わると、本格的に(?)象使いのトレーニングが始まる。

 

まずは座学から。

象使い

ガイドに象を操るためのラオス語を教えてもらい、ひたすら覚える。

パイパーイ!マップロン!ブゥン!!

パイパーイ!マップロン!ブゥン!!

パイパーイ!マップロン!ブゥン!!

 

と、10分ほど学んだところでいよいよ象に直接乗るトレーニングが始まる。

本物(?)の象使いがしゃがませた象にジャンプして飛び乗る。

象は、硬い。そして毛が剛毛で痛い。チクチクする。

乗ったらすぐに象は立ち上がり、そして歩き始める。

パーイ!なんて言わずとも、勝手に歩き始める。

象使いも何も言っていない。

ただただ日々のルーティンワークをこなすように、象はある程度決まった道を歩いていく。

象使い

 

せっかく言葉を覚えたので、試しに使ってはみる。

パイソーイ!ブゥン!パイパーイ!パーイ!

 

うん、予想はしていたけれども、一切聞かないねコイツ。

しかも途中途中で勝手に木とか草とか食べちゃう。止まっては、食べる。食べる。

そのたびに象使いが僕の知らない高等象語を使うけど、無視。食べ終わるまでは、無視。

背中に乗られるのが好きじゃないのか、たまに耳をパタパタして攻撃してくる。

ちょうど足を耳の裏に置くため、ダイレクトでヒットして痛い。しかも擦れる・・・

象に乗って足が象擦れしたよ・・・擦り傷出来たよ・・・

 

森の方をぐるっと回った後は、そのまま川に水浴びに行く。

ここでもブゥン!(水をかけろ!みたいな)って言ってみるけど、反応なし。

ただ象が水に入るだけだとつまらないと思ったのか、ガイドの人が何やら叫ぶ。

すると象は水にもぐり、頭を左右に激しく揺らし出す。

ちゃんとつかまっていなかったら、確実に落ちる。

いや、むしろこれは落とそうとしているに違いない。

こんな象の糞がぷかぷか浮いてるところになんか絶対に落ちたくない!

必死でしがみつき、何とか落ちずにすんだ(そこは落ちとけって顔されたけど)

象使い

 

こうして一周したところで、お昼休憩。

ランチメニューはチャーハンとオムレツとスープ+水。

クオリティはそこらへんの食堂と同じレベル。すごく美味しいわけじゃないけどまずくはない。

 

腹ごしらえが済んだところで、草むらに入って象の餌をとりに行く。

バナナを取りに行くぞ!って言ってたからバナナの実をとるのかと思ったら、枝ごと切ってた。

象使い 象使い

象にも腹ごしらえをさせたところで、2周目開始。

全く同じコースを全く同じように回る。

練習練習!ってガイドの人は言ってたけど、練習も何も、何言っても聞かないし勝手に進むし。

それでも何もしないのも暇なので、たまに命令してみたり、手を使わずに象の上に乗り続ける

練習したりしてみたものの、最後の方はものすごく飽きた。飽き性だからな。

久しぶりに受験勉強張りに覚えたラオス語は、全くもって効果を発揮しなかったよ。

 

そうして戻ってきた後、最後にもう一度象を森の奥へ連れて行って(鎖につないでおくらしい)

象使いトレーニングは終了。

 

うん、トレーニングなんて言ってるけど、ただの体験でしかないねこれ。象乗り体験だ。

 

途中ウィスキービレッジなるただのウィスキー屋に寄ってウィスキーとワインを試飲し、

(作ってるところでも見れるのかと思ったらお土産屋によるだけだった)

本日のツアーは無事終了。

象使い

旅行会社に戻ると、ばっちり証明書が用意されていた(パスポートの写真付き)

顔写真と名前と誕生日、国籍が入っている。

象使い

 

ただ象に乗っているだけだったけど、結構疲れた!

最後の方飽きたけど、直接象の上に乗る経験もなかなかできないと思うし

やってよかったと思う。

 

これでもう市原象の国に行くことはなくなったな。

 

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